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Metaverse Avatar

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リモートワークが取り入れられたことにより社会に参画する選択肢が拡大された。リモートワークでできることが更に広がれば私たちは実空間と情報空間とにわたって社会とつながれるようになる。メタバースの発展はそれを後押しする。メタバースの中では、環境に自分自身、そして他者を自在に編集できるようになる。そのような空間の中では個人そしてチームにとってパフォーマンスを高められるような編集技術が役立つものになる。居心地のよいメタバース環境で、年齢・性別・国籍を編集したアバターとなり、さらにはバーチャルなキャラクターとしても活動を始めることで、現実を超えた影響力やパフォーマンスを発揮できるようになる可能性がある。 現実の世界においてもキャラクタは、そのバーチャルな存在として地域の代表を務めるような役割を担い始めている。くまモンのようなご当地キャラクタは地域活性化に欠かせない存在であり、生身の人間を超える影響力を持つ。メタバース空間の中ではひとりひとりがそのようなキャラクタの強さをまとうことも可能である。心理学、行動学、社会学的観点からメタバース空間の編集技術を研究している。

The introduction of remote work has expanded the options for participation in society. The more we can do with remote work, the more we can connect to society in real and information space. The development of the metaverse will encourage this. In the metaverse, we can freely edit ourselves and others in the environment. In such a space, editing techniques will be useful to enhance the performance of individuals and teams. In a cozy metaverse environment, avatars can become avatars of edited age, gender, and nationality, and can even begin to operate as virtual characters, potentially exerting influence and performance beyond reality. In the real world, characters are beginning to take on the role of representing the local community in their virtual existence. Local characters such as Kumamon are indispensable for regional revitalization and have influence beyond that of real people. In the metaverse space, it is possible for each individual to assume the strength of such a character. We are researching editing techniques for metaverse space from psychological, behavioral, and sociological perspectives.

関連論文

2019
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くまモン/ 工藤 龍/ 廣畠 靖秀/ 竹下 俊一/ 檜山 敦.

「バーチャルキャラクターを活用した地方創生の形」,第24回日本バーチャルリアリティ学会大会.2019

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